実は目のクマには3種類ある! [お肌の管理]
実は目のクマには3種類ある!
そもそもどうして目にクマが出来るのでしょうか?
眼球の周りは脂肪に覆われていて、 これがクッションの働きとなって眼球が守られています。
しかし、目元の皮膚はとてもデリケート。
頬と比べると4分の1(約0.5mm)程度の薄さしかありません。
また、目元の皮膚は皮下脂肪が少なく、皮脂腺も非常に少ないため、ハリ・弾力を維持しにくい上に、水分保持能力がとても低いという特徴があります。
さらにメイクのオン・オフや目をこする「摩擦」、1日2万回に及ぶ「まばたき」、目の酷使もクマの原因として挙げられます。
年齢を重ねるとともに下まぶたの皮膚は薄くなり、眼球周りの脂肪を支えきれず目の下がたるんで膨らんできたり、くぼんで目のクマを目立たせてしまうのです。
そんなクマにも実は種類が3つあったのです。
今回は目のクマとその対処方を少し紹介します♪
『青グマ』
疲れが溜まっていたり、睡眠不足のときに
血行不良が原因で青黒く見えるのは「青グマ」です。
目の下の皮膚はすごく薄いからごていねいに体の状態を表してくれます。
体調が悪いときやストレスなどで血液が脳の疲れを回復してあげようと脳に血液が集中して、結果、顔にまわる血液の量が減って新しいピンクの血液が顔まで流されずに目の下を青くしてしまうというわけです。
対処法
この「目の下が青いクマ」には「ツボ押し」が効果的。
中指で「目頭の内側のへこんでいるところ」「目の中央(瞳)から1cmぐらい下」「目尻のすぐ下」をやさしく気持ちいいぐらいの強さで押してみてください。
強く押しすぎると爪のあとやシワの原因になるので気をつけましょう。
目安は、それぞれ3秒ずつぐらいを2~3回行うと良いでしょう。
『茶グマ』
メラニン色素の沈着でできる「茶グマ」は、
メイク汚れを落としきれていなかったり、
目をこするなどの刺激も原因となります。
また、アトピー性皮膚炎や乾燥による痒み、化粧品かぶれ、落としきれないマスカラが原因になっていることもあります。
またクマは、目の下にだけできるのではありません。まぶたの茶グマは、老化のせいにしたり、上からメークをするので見過ごしたりしがちですが、これもれっきとしたクマです。
対処法
美白効果の入ったコスメでケアしましょう、いろいろと出ていますが、日々のケアとしては、美白作用のあるビタミンC誘導体配合のスキンケアコスメがオススメです。
クリニックで処方してもらうハイドロキノンも有効です。
場合によってはハイドロキノンとトレチノインを併用することもありますが、トレチノインを使用する場合は、目の近くへの使用ですので濃度を低くして、注意しながら治療することが必要です。
『黒グマ』
目の周りのうるおいやハリが失われることで、
細かいシワやたるみが現れ、それが影となって
黒っぽく見える「黒グマ」。
黒クマの原因は目の下のたるみやシワ、そしてむくみが原因で、年齢とともに出てくることが多いので「加齢型のクマ」とも呼ばれています。
しかし、原因は目元だけではなく頬、つまり顔がたるんでしまうとさらに黒クマが強調されてしまうこともあります。
顔のたるみは肌のハリや表情筋の衰えが原因ですが、実はそれだけではなく、頭皮のたるみも原因の一つとされています。
対処法
目元の黒クマの解消にはヘッドマッサージです。
ひたいの生え際、こめかみ、後頭部から頭頂部に向かってゆっくりと円を描くようにマッサージをする。
頭のてっぺんの「百会」(つむじあたりにあります)のツボを押す。
ヘッドマッサージをするのは、入浴中のシャンプー前に行うのが効果的とされています。
入浴中に行うことで全身の血行がよくなり、頭皮もほぐれやすくなっているからです。
また、目の下の黒クマや顔のたるみは頭皮のたるみだけではなく、猫背などの姿勢の悪さが原因の場合もありますので、日頃から姿勢が悪いと感じている方は姿勢を正す努力も行いましょう。
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